交渉は案外スムーズに進むかも? アーセナルが狙うはミランの若き守護神

20歳ながらミランの絶対的守護神として君臨しているドンナルンマ photo/Getty Images

獲得するには千載一遇のチャンス

アーセナルに大型守護神がやってくるかもしれない。今夏移籍市場でミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマを獲得するために動き出しているという。

そう伝えたのは伊『TUTTOmercato』だ。同メディアによると、アーセナルは今季ほとんどのリーグ戦でゴールマウスを守ったGKベルント・レノをまだ完全には信頼していないとのこと。また、GKペトル・チェフが今季限りで引退することもあり、長期的に守護神を任せることのできる人材を探していたようだ。

しかし、ドンナルンマはミランにとってチームの顔とも言える存在。簡単に手放すとは考えづらい。だが、同クラブは来季のチャンピオンズリーグ出場を逃してしまったことでコスト削減が急務となっている。フィナンシャル・フェアプレイ(FFP)に抵触しないよう収支のバランスを取る必要があるこの状況では、主力の売却もやむなしといったところだろう。
これらを鑑みると、ドンナルンマの移籍交渉はスムーズに進む可能性がある。アーセナルはこのビッグチャンスを逃す手はないだろう。20歳ながらすでに公式戦150試合以上に出場している守護神が加入となれば、大きな戦力となるはずだ。

レノも素晴らしいGKであることは間違いないが、アーセナルがプレミアリーグでトップを狙うにはもう1ランク上の人材が欲しいところ。はたして、来季イタリアの若き守護神はイングランドへ戦いの場を移すことになるのか。今後の動向に注目だ。

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