香川との別れを悲しむベシクタシュ・ファン「行かないでくれ!」

今季後半戦はトルコのベシクタシュでプレイした香川 photo/Getty Images

香川のメッセージに多くのファンが反応

今季後半戦をトルコのベシクタシュでプレイしていた日本代表MF香川真司が、SNSを通じてサポーターへメッセージを送った。

2014年に古巣ドルトムントへ復帰し、今季で5シーズン目を迎えた香川。今季はブンデスリーガの前半戦を終えた時点で、2試合しか出場することができず、ベンチにすら入れない日々も続き、苦しいシーズンを送っていた。こういった状況もあり、今冬の移籍市場で半年間のレンタル移籍を決断し、ベシクタシュへ加入したのだ。すると、新天地ではデビュー戦で2ゴールを挙げる活躍を見せるなど、すぐさま存在感を発揮し、ファンの心を掴んだ。その後も途中出場する機会が多かったが、リーグ戦14試合に出場して4ゴール2アシストという結果を残している。

限られた時間の中で結果を残していることもあり、ベシクタシュが香川をそのまま完全移籍で獲得するといった噂もあったが、金銭面を理由に交渉が難航。ベシクタシュが香川の獲得を断念したと報じられている。そんな中、香川が26日に自身のTwitterを2度に渡って更新。まず「親愛なるベシクタシュ・サポーターへ。みんなのサポートに感謝しています。タイトルを逃したこと、僕が思っていたほどチームに貢献できなかったことを残念に思います」と綴った。
そして「チームメイトやスタッフ、トルコのサポーターと一緒にプレイできたことは、いつまでも僕にとって素晴らしい思い出となるでしょう。僕は精一杯頑張って、来季のためにチャレンジします。みんなの理解と継続したサポートには感謝しています。ありがとうございました」とコメントした。まだ来季はどうなるかわからない香川だが、別れのメッセージとも取れる投稿に対して、多くのファンが反応。合わせて900件近いリプライが寄せられており、感謝のメッセージを送る人の他にも「行かないでくれ!」や「さみしい」と返信するファンが多く見られた。

はたして香川は来季、どこでプレイすることとなるのか。本来の所属先であるドルトムントとの契約が2020年まで残っているため、ひとまずドイツへ戻ることが予想されるが、今後の動向にも注目だ。

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