クロップは決勝に弱い男!? モウリーニョが心配しているぞ

過去2回CL決勝で敗れているクロップ photo/Getty Images

3度目の正直なるか

現地時間6月1日に開催されるチャンピオンズリーグ決勝リヴァプール対トッテナム。リヴァプールは2年連続となるファイナルの舞台だ。雪辱を晴らすため、選手はさぞ燃えていることだろう。

しかし、指揮官ユルゲン・クロップも“決勝戦”には並々ならぬ思いがあるはず。彼はドルトムント時代を含めて過去に2度、CLファイナルで敗れた経験がある。英『Sky Sports』によると、このクロップの実績に対して、今季途中までマンチェスター・ユナイテッドを率いたジョゼ・モウリーニョが反応している。リヴァプール指揮官について問われたモウリーニョは次のように述べた。

「大きなプレッシャーがあるね。ユルゲンが勝利すれば、それは彼にとって素晴らしい成果だ。勝てなかったら、CL決勝で3回負けることになるね……。それは本当に、本当に大変なことだ」
なお、国内主要タイトルにまで範囲を広げると、クロップが決勝で敗れたのは実に6回。勝利したのは、ドルトムントを指揮していた2011-12シーズンのDFBポカールのみだ。ネガティブなデータだが、モウリーニョはクロップにとってそんなものは関係ないとの見方を示している。

「彼は非常にポジティブな男だよ。彼は勝利のみを考えていると思うよ。監督になると、CL決勝を戦うことが何を意味するかがわかる。必ずどちらかが勝ち、どちらかが負けるんだ」

たしかにクロップは最後の大一番で負けているとはいえ、率いたチームをしっかりと決勝まで導いている。そろそろ彼の努力が報われてもいい頃だが、はたして結果はどうなるか。プレミアリーグでは26ポイント差をつけて圧倒した相手だけに、今回は栄冠をつかみ取りたい。

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