これが日本の酒井宏樹だ! 地上戦、空中戦、ゴールと全てが”世界レベル”[映像アリ]

マルセイユの酒井宏樹 photo/Getty Images

リーグ・アンで続ける圧巻のパフォーマンス

残念ながらマルセイユは来季のヨーロッパリーグ出場権確保に失敗してしまったが、最終ラインで奮闘する日本代表DF酒井宏樹のパフォーマンスは相変わらず別格だ。リーグ・アンでも以前から高く評価されていたが、リーグ最高のサイドバックと言っても大袈裟ではないはず。

特に凄かったのは18日に行われたトゥールーズ戦だ。マルセイユの公式Twitterが改めて酒井のパフォーマンスを振り返っているが、このゲームで酒井は1得点1アシストを記録している。結果だけ見ても圧巻のパフォーマンスだが、DFの本業である守備も隙がない。

地上戦、空中戦の両方で1対1に強さがあり、マルセイユに移籍してからはトップレベルと評価される選手とも1対1で互角にやり合っている。機動力と高さを兼ね備え、ダイナミックに前線へ攻め上がることができる大型サイドバックは世界的に見てもかなり貴重だ。指揮官リュディ・ガルシアは酒井を左のサイドバックや、時にセンターバックでも起用しており、その信頼が酒井の能力の高さを物語っている。
酒井は昨年のロシアワールドカップでもフル稼働したが、今のところ酒井とポジションを争える右サイドバックは日本代表に見当たらない。今後も重要な役割を担っていくはずで、右サイドバックとしては日本サッカーの歴史に名を残す実力者と言っていいだろう。


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