数年後には優勝を狙う
今季のプレミアリーグでサプライズを起こしたのが、7位に入ったウォルバーハンプトンだ。昇格組ながら格上を撃破するなど、トップ6を脅かす不気味な存在として2011-12シーズン以来のプレミアリーグを駆け抜けた。
ウォルバーハンプトンは将来的なプレミア制覇も狙う野心的なクラブとされているが、今夏にも積極的な動きを見せると予想されている。英『Daily Mirror』によると、前線ではニューカッスルFWサロモン・ロンドン、セビージャFWアンドレ・シウバに目をつけているという。2人とも今季はレンタル移籍していた選手で、ロンドンはWBAからニューカッスルへ、アンドレ・シウバはミランからセビージャにレンタル移籍していた。
ロンドンは武藤嘉紀のライバルとしても君臨し、高さとパワーを併せ持つ強烈なセンターフォワードだ。ニューカッスルとしては貴重な戦力だったが、まだ完全移籍で買い取るかは分かっていない。ウォルバーハンプトンとしては絶好のターゲットだ。アンドレ・シウバもセビージャで本来の調子を取り戻しており、新たなポルトガル人選手として迎え入れられれば大きな戦力アップとなる。
さらにはマルセイユMFモルガン・サンソン、ストーク・シティMFジョー・アレンなども獲得リストに入っているという。いきなりの7位入りと大躍進したウォルバーハンプトンは数年後にどんなチームとなっているのか。5年後にプレミア優勝を狙えるような陣容が完成していれば言うことなしか。