デ・ロッシ、シャビ、ゴディン、ロッベン サッカー界に訪れた時代の変化

アトレティコを去るゴディン  photo/Getty Images

レジェンドたちに揃って動き

今季もいよいよ最終局面を迎えたが、ここへきてやや寂しいニュースも増えてきた。それはサッカー界を長く引っ張ってきた名選手たちの引退・退団だ。今回スペイン『MARCA』が「1つのサイクルの終わり」と題して特集しているが、サッカー界でも1つの時代に区切りがつけられようとしている。

カタールでは、アル・サッドでプレイする元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスが今季限りでの引退を発表。すでに欧州から離れていたものの、やはり改めて引退のニュースを聞くと寂しいものがある。

さらにイタリアではユヴェントスで鉄壁の守備を築いてきたDFアンドレア・バルザーリが今季限りで引退すると表明している。ジョルジョ・キエッリーニ 、レオナルド・ボヌッチと鉄壁のBBCを築いていたが、その一角が離れることになる。ユヴェントスの守備ユニットにも変化の時がきている。

アーセナルGKペトル・チェフも今季限りで引退だ。チェフはチェルシー時代にプレミア最高のGKと評されたが、今はリヴァプールのアリソン・ベッカーやマンチェスター・シティのエデルソン・モラレスがNo.1の座を争っている。気づけばGKの勢力図も大きく変化しており、チェフらの世代からバトンタッチの時だ。

まだまだ得点を量産できるはずだが、フェイエノールトでプレイしていた元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーも先日のADOデン・ハーグ戦が現役ラストマッチだった。今季もリーグ戦16得点を記録していたが、引退の決断は素早かった。

退団組では、ローマ一筋を貫いてきたMFダニエレ・デ・ロッシがクラブを去る。残念ながら最後までスクデットは獲得できず、欧州を離れるプランも噂されている。ローマで頂点に立てなかったことが心残りか。

アトレティコ・マドリードからはディエゴ・シメオネの堅守を支え続けたDFディエゴ・ゴディンが退団する。ゴディンを中心としたアトレティコの守備はバルセロナ、レアル・マドリードに対抗できる数少ない武器だったのだが、アトレティコの最終ラインもここ数年で一気に変わった。ゴディンに加えて右サイドバックのファンフランも退団の可能性が指摘されており、栄光の2013-14シーズン優勝を知るDFは少なくなっている。

バイエルンではフランク・リベリ、アリエン・ロッベンのロッベリーが揃って退団する。ここ10年ほどのバイエルンを支えてきたのは間違いなくこの2人で、彼らの退団はまさに時代の転換点を意味している。ブンデスリーガの競争にも変化があるはずで、バイエルンはこれからが大変だ。

世界を代表する名選手たちの引退・退団が続いており、サッカーファンもショックを受けていることだろう。2000年代前半からのサッカー界をリードしてくれた者たちに変化の時が訪れている。

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