来季こそTOP4へ! アーセナルに今夏オススメする現実的な新戦力”6名”

ギャンガンで活躍するテュラム photo/Getty Images

大物の獲得は難しいが……

アーセナルは来季こそプレミアリーグの優勝争いに絡みたいところで、今夏には頂点を狙うために実力者を数名チームに加えたい。しかし、世界的なビッグネームを獲得するには多額の資金が必要となるため、アーセナルが他の強豪クラブとスター選手の獲得を争うのは難しい部分がある。

もちろん大物の獲得も目指したいところだが、もう少し現実的なターゲットに目を向けてもいいだろう。そこで英『FourFourTwo』はアーセナルが今夏に獲得できるかもしれない6人の現実的なターゲットを紹介。最終ラインの選手から前線まで興味深い逸材が紹介されている。

1.カミル・グリク(モナコ/DF)

ローラン・コシェルニーには怪我が目立ち、シュコドラン・ムスタフィもサポーターから信頼されていないため、同メディアは最低でも2人は新たなセンターバックを獲得すべきと考えている。その1人にはリーダー格となる選手が欲しいところで、31歳とベテランのグリクを今こそ獲得するタイミングではないかとの主張だ。

2.ロドリゴ・タリン(レガネス/DF)



グリクと同じくセンターバックとしてリストアップされたのが、22歳のタリンだ。頼れるベテランのグリクに対し、タリンは将来性ある若手だ。またバルセロナのカンテラ出身の選手でもあり、技術的な部分でも同メディアはアーセナルに獲得をプッシュしている。

3.ジュニオール・フィルポ(レアル・ベティス/DF)



今季リーガ・エスパニョーラでブレイクした左サイドバックがフィルポだ。レアル・マドリードが獲得を狙っていると言われるなど、決して安価で獲得できる選手ではない。同メディアも今回紹介する6人の中では最も資金が必要と伝えているが、獲得できれば非常に心強い。

4.ケニー・ララ(ストラスブール/DF)



今度は右のサイドバック、ウイングバックを務めるララだ。ここまでの4選手を獲得した場合は最終ラインを総入れ替えすることも可能で、アーセナルの弱点が守備にあるのは間違いない。同メディアはララが今季リーグ・アン最高クラスのサイドバックと絶賛しており、その攻撃性はアーセナルが3バックを採用するときにも効果を発揮するだろう。

5.ルシアン・マリノフスキー(ゲンク/MF)



伊東純也とチームメイトのマリノフスキーは、プレイビジョンやセットプレイのキック精度が高く評価されているセントラルMFだ。同メディアは今季限りでチームを離れるアーロン・ラムジーの代役にはならないかもしれないが、メスト・エジルの調子が上がらないときには貴重な戦力になるはずと期待している。

6.マルクス・テュラム(ギャンガン/FW)



アーセナルではアレクサンドル・ラカゼット、ピエール・エメリク・オバメヤンの2トップが猛威を振るっているが、彼らのバックアッパーが不足している。特に今季限りでダニー・ウェルベックがチームを去るため、同メディアはその代役として元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の息子であるマルクスを指名している。

父とは違ってマルクスはアタッカーで、ウイングからセンターフォワードまでこなせる。ビッグクラブでのプレイ経験はないものの、ドリブルとフィニッシュの質は高く評価されている。アーセナルにとってリスクの少ないギャンブルになると同メディアは伝えており、21歳の若さは魅力的だ。


いずれも獲得にかかる費用が莫大なものにはならないと考えられているが、アーセナルはどこまで現実的な視点からチームを強化できるのか。昨夏ロリアンから獲得したMFマッテオ・グエンドウジが今季大ヒットしたが、あのような補強を実現したいところだ。

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