ユーヴェの若き”5人”は誰!? SPAL戦に召集された新顔をおさらい

ユヴェントスのマヴィディディ photo/Getty Images

主力を休ませるべく出場

13日にリーグ戦でSPALと対戦したユヴェントスは、チャンピオンズリーグに備えて主力の多くに休養を与えた。代わりに若手が多くベンチ入りすることになったのだが、中には聞き慣れない名前の選手もいただろう。

そこで伊『Calciomercato』は、今回のゲームで招集メンバー入りしていた若手選手たちを紹介。この中からどれだけの選手がトップチームで生き残れるかは分からないが、今回セリエAでチャンスが与えられたのは大きい。

まずは中盤で先発した21歳の攻撃的MFグリゴリス・カスタノス。普段はU-23のカテゴリーでプレイしており、2015年にはキプロスでA代表デビューを飾っている同国期待の選手だ。今回のSPAL戦がセリエAデビューゲームとなり、今後のブレイクが期待される。
先発した選手はもう1人いる。センターバックのパオロ・ゴッツィだ。17歳とかなり若い選手で、センターバックの他に守備的MFもこなせるレフティーの選手だ。世代別のイタリア代表でプレイしており、同じ左利きDFジョルジョ・キエッリーニの後継者となれれば面白い。同じ左利きのセンターバックでは21歳のルカ・コッコロもベンチに入っていた。こちらは左のサイドバックも担当でき、ユーティリティ性を同メディアも評価している。

途中出場した選手では20歳のFWステフィー・マヴィディディも興味深い。イングランドの世代別代表に選ばれているFWのマヴィディディは、昨夏にアーセナルのユースチームからやってきたストライカーだ。今季ユヴェントスのU-23カテゴリーでは6得点を記録しており、数年後のブレイクが期待される。

同じFWでは18歳のハンズ・ニコルッシ・カヴィーリャも途中出場を果たした。甘いマスクを持つカヴィーリャも世代別イタリア代表に選ばれている選手で、1つ上の19歳FWモイーズ・キーンがブレイクしている姿は刺激になっていることだろう。まだユヴェントスでもU-23のカテゴリーに上がってきたばかりだが、トップチームでポジションを掴める日はくるだろうか。


合計すると5人も下のカテゴリーから選手を引き上げたことになり、1-2で敗れたものの良い経験になったのではないか。リーグ戦を独走しているユヴェントスだからこそ許されるやり方だが、この中から何人の選手がトップチームで居場所を確保できるのか楽しみだ。

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