バルサが狙うは“デンマークの真珠” 今季19得点のティーンエイジャー

バルセロナが獲得を狙うオルセン photo/Getty Imeges

長身ながらプレイスタイルはメッシ

今季、22歳のMFアルトゥールや21歳のFWマウコムなどを獲得し、来季からは22歳のMFフレンキー・デ・ヨングの加入が決定しているバルセロナ。最近は以前にも増して若手の新戦力獲得に熱心なスペインの強豪だが、はやくも次なるターゲットに狙いを定めているようだ。

スペイン『as』によると、バルセロナが獲得を狙っているのはデンマーク1部・ノアシェランに所属する19歳のFWアンドレアス・スコフ・オルセンだという。同メディアは“デンマークの真珠”とオルセンを紹介し、バルセロナの他にもリールやリヨン、サンプドリア、フィオレンティーナといった欧州各クラブが彼に興味を示していることも伝えた。

オルセンはU-21デンマーク代表にも選出されている左利きのアタッカーだ。右ウイングを主戦場としており、今季はリーグ戦全26試合の出場で19ゴールを記録。得点ランキング2位につけている。187cmと長身ながら、細やかで巧みなボールタッチを用いて敵をあざ笑うかのように華麗なプレイを披露する姿はメッシを彷彿とさせる。バルセロナは今年32歳を迎えるストライカーの長期的な後継者としてオルセンを迎えるつもりなのだろう。
バルセロナは今季リーガでダントツの81得点を記録しているが、その得点のうち65%超がメッシとルイス・スアレスによってもたらされたものだ。2人が絶対的なスコアラーとして君臨している間はいいが、どちらか一方が起用できなくなった際に攻撃力が急激に低下することも考えられる。もしもの場合や、先のことを考えてオルセンを獲得することは十分アリな選択肢だ。競合相手は多いが、バルセロナは“デンマークの真珠”を確保することができるのか。

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