ノルウェーの”神童”はどこへ行く? レアルへ残るのか迫られる20歳の夏

フィテッセにレンタル中のウーデゴー photo/Getty Images

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今夏にレアル・マドリードは改革を迫られるだろうが、オランダで注目されているのがフィテッセにレンタル移籍しているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーの今後についてだ。

ウーデゴーは今季エールディヴィジで6得点6アシストを記録しており、確実に成長を遂げている。レンタル先で結果を出しているとなれば、レアルがウーデゴーの起用法について検討を始めるのは当然だろう。しかし、エールディヴィジのクラブもウーデゴーを放っておくはずはない。現在はアヤックスがウーデゴーの獲得を狙っているとも言われており、今夏ウーデゴーは選択を迫られることになる。

スペイン『as』によると、ウーデゴーは「マドリードと話さないといけないし、一緒に判断を下すよ」とコメントしている。今夏のプレシーズンでもう1度レアル指揮官ジネディーヌ・ジダンにアピールする機会が与えられ、そこから話し合いがスタートすると同メディアは見ている。レアルでポジション確保が難しいと判断された場合、アヤックスも行き先候補の1つとなるだろう。
アヤックスはすでにバルセロナへMFフレンキー・デ・ヨングを売却することが決定しており、DFマタイス・デ・リフトなど他にも注目選手の流出が濃厚となっている。資金は十分に回収できるため、ウーデゴー獲得を狙うことも可能だ。

ウーデゴーにとってもアヤックスは悪い行き先とはならないだろう。チャンピオンズリーグのプレイを毎シーズン経験することも可能なはずで、そこからデ・ヨングらのようにステップアップする手もある。レアルにこだわり続けることが才能を伸ばすことに繋がるのか検討する必要があるだろう。

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