今夏”3クラブ”が大型補強へ!? CLの波乱で移籍市場大荒れの予感 

レアルも今夏は改革が必要か photo/Getty Images

CLベスト16敗退の3クラブが動く

今夏の移籍市場では複数のビッグクラブが大きな動きを見せてくるかもしれない。というのも、今季はチャンピオンズリーグで波乱が起きている。ベスト16で敗退してしまったチームは、来季へ向けて大幅な補強に動いてくる可能性が高いのだ。

大きな動きがあるとスペイン『MARCA』が注目しているのは、バイエルン、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリードの3クラブだ。この3チームはいずれもベスト16で敗れており、クラブとして許される成績ではない。

バイエルンはこれまでチームを支えてきたベテラン選手たちに代わるフレッシュな戦力が必要で、今夏は世代交代へ大きく動くことになるだろう。すでにバイエルンのウリ・ヘーネス会長も大型補強を予告しており、リールFWニコラ・ペペやアトレティコ・マドリードDFリュカ・エルナンデスなど大金で実力者を狙うことになりそうだ。
パリ・サンジェルマンは前線に手を加える必要はほとんどないが、中盤と最終ラインは補強が必要だ。今度こそチャンピオンズリーグ制覇を狙えるクラブに仕上げようと動くはずで、今冬にもターゲットになっていた守備的MFを含め積極的に仕掛けてくるだろう。

レアルもバイエルンと同じく世代交代の必要がある。まずはクリスティアーノ・ロナウドの穴埋めに資金を投じ、できればカリム・ベンゼマ以上に得点力のあるストライカーも欲しい。すでに最終ラインではポルトからDFエデル・ミリトンを5000万ユーロで獲得しており、あとはチェルシーMFエデン・アザール、インテルFWマウロ・イカルディ、トッテナムFWハリー・ケイン、さらにお金を投じてパリ・サンジェルマンFWネイマール、キリアン・ムバッペを狙う可能性もある。中盤では新たな司令塔候補としてトッテナムMFクリスティアン・エリクセンの獲得も噂されており、再びの銀河系軍団作りに励む夏となりそうだ。

彼らが市場をかき乱せば大いに盛り上がりを見せるだろう。チャンピオンズリーグでのサプライズは嵐の前触れとも言えそうだ。

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