夫人がイタリアを離れることができない
今夏の移籍市場で、インテルのエースをめぐってイタリア国内で争奪戦が繰り広げられるかもしれない。
2013年にインテルへ加入して以降、毎年ゴールを量産してきたアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ。今季もここまで公式戦28試合に出場して15ゴールと、結果を残してきた。しかし、2月中旬に突如インテルが、キャプテンをイカルディから守護神のサミール・ハンダノビッチに変更したことを発表。さらに、難航しているとされる契約延長問題もあり、エースの去就に注目が集まっている。
以前から多くのビッグクラブが熱視線を送ってきたことに加えて、現在の状況もあり、イカルディの移籍話が過熱。伊『TUTTOmercatoWEB』によると、ナポリが年俸900万ユーロ(約11億3000万円)に最大200万ユーロ(約2億5000万円)のボーナスをつけて、獲得オファーを出したとのことだ。また、ユヴェントスも昨夏にイカルディの代理人を務めるワンダ・ナラ夫人に接触していたことから、移籍するならばこの2クラブの可能性が高いようだ。
なお、ワンダ・ナラ夫人が前夫マキシ・ロペスと子供の親権を争っているため、イタリアを離れることができず。レアル・マドリードなど国外クラブからも関心が寄せられているイカルディだが、妻のことを考えて国内以外の移籍はかなり低いと見られている。はたして、イカルディはインテルに残留するのか、それとも新天地を探すのか。今後の動向にも注目だ。