[クラブW杯]粘り勝ちの鹿島がレアルと再戦へ 安部裕葵の“超絶シュート”でダメ押し

逆転ゴールを挙げたセルジーニョ(18番) photo/Getty Images

後半で息を吹き返す

15日にFIFAクラブワールドカップ2018の準々決勝が行われ、アジア王者の鹿島アントラーズが北中米カリブ王者のグアダラハラと対戦した。

一発勝負ということもあり膠着状態が続くことも予想されたが、キックオフから僅か3分後にスコアが動く。右サイドでボールを持ったブリスエラが敵陣ペナルティエリア右隅に侵入すると、中央へクロスを送り込む。このボールにサルディバルがヘディングで反応し、グアダラハラが先制に成功した。

失点後、アントラーズ陣営は前線からのプレスを強めたものの、最前線、中盤、最終ラインの3列の動きが連動せず、陣形が間延び。ピネダ、ペレス、ロペスらに中盤のスペースを使われ、相手にボールを保持される展開が続いた。前半アディショナルタイムには自陣でのボールロストからピネダに際どいミドルシュートを放たれたものの、ボールはクロスバーに当たり、事なきを得る形に。アントラーズは決定機をほとんど作れぬまま前半を終えた。

相手の攻撃に晒される時間が続いていたアントラーズは、後半開始早々にワンチャンスをものに。49分、GKクォン・スンテのロングフィードから速攻を繰り出すと、左サイドをかけ上がった土居の低弾道クロスに永木が右足で反応し、同点ゴールを挙げた。

このゴールで息を吹き返したアントラーズは、前半に実践できなかった連動したプレスを披露し、敵陣でボールを保持。後半開始前に投入された安部も軽快なドリブルを見せ、攻撃にアクセントを加えた。

そして迎えた67分すぎ、内田からの縦パスを受けた土居が敵陣ペナルティエリアに侵入すると、ドリブルでペレスのファウルを誘い、PKを獲得。キッカーのセルジーニョが相手GKグディーニョの逆を突くシュートを放ち、アントラーズが逆転に成功した。

リードを手にしたアントラーズは最終ラインを低めに設定し、相手のサイドからのクロスに対応。クロスを跳ね返してからのカウンターで何度か相手を脅かすと、84分には敵陣左サイドに侵入した安西が安部にパスを送る。このボールを受けた安部がペナルティエリア左隅あたりで右足を振り抜き、貴重な追加点を挙げた。

後半アディショナルタイムに山本が自陣ペナルティエリア内でペレイラと交錯し、アントラーズはPKを献上。キッカーを務めたプリドのシュートはGKクォン・スンテが防いだものの、こぼれ球をプリド自らに押し込まれた(編注:シュートブロックに入ったレオ・シルバのオウンゴールに記録が訂正)。逃げ切りにむけ暗雲が漂ったアントラーズであったが、その後は人海戦術でゴール前を固め、試合は3-2で終了。2年前の決勝で顔を合わせたレアル・マドリードとの再戦が決まった。


[メンバー]
鹿島アントラーズ:クォン・スンテ、内田 篤人(→西 大伍 87)、昌子 源、チョン・スンヒョン、山本 脩斗、レオ・シルバ、永木 亮太、レアンドロ(→安部 裕葵 46)、遠藤 康、土居 聖真(→安西 幸輝 80)、セルジーニョ

グアダラハラ:グディーニョ、バンランキン、ペレイラ、マリン、ポンセ、ピネダ(→ゴディネス 85)、ロペス(→サンドバル 71)、ブリスエラ、ペレス、プリド、サルディバル

[スコア]
鹿島アントラーズ 3-2 グアダラハラ

[得点者]
鹿島アントラーズ:永木 亮太(49)、セルジーニョ(69、PK)、安部 裕葵(84)

グアダラハラ:サルディバル(3)、OG(90+4)

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