そのFKはベッカム級! リヴァプールの若きSBが放った一撃を英紙賞賛

見事な一撃を沈めたアレクサンダー・アーノルド photo/Getty Images

「ベッカムのFKと似ている」

プレミアリーグ第13節では、ワトフォードを3-0で撃破。試合終盤にMFジョーダン・ヘンダーソンが退場となったものの、攻撃陣が躍動し完勝を収めたリヴァプール。これで勝点を33とし、勝点35で首位を走る王者マンチェスター・シティをぴったりと追走する格好になっている。

このゲームで目を引いたのは、20歳のDFトレント・アレクサンダー・アーノルドによる2点目のフリーキックだ。FWモハメド・サラーを差し置いてゴールほぼ正面から放ったキックは、美しいカーブを描いてゴール右隅へ。これには歴戦のGKベン・フォスターも反応できなかった。

A・アーノルドの見事なFKに、英『Daily Mail』は「ベッカムのように曲がった」と賞賛。また、蹴る際のフォームがデイビッド・ベッカムのそれとほぼ同じであり、このようにボールを打つことで、ゴールキーパーを欺く曲がりや沈みを生み出せると報じている。
シュートスピードは時速51.2マイル(およそ82.3キロ)、ゴールまでの到達時間は1.03秒と、スピード的にも申し分なかった。しかし同紙はベッカムのプレミアリーグでのFKゴール数が18であるのに対し、A・アーノルドは今回が1本目であることも報じており、ベッカムの域に到達するにはまだ長い道のりがあることも示している。

いずれにせよ、リヴァプールにとって頼れる武器がまたひとつ増えたことには違いない。他チームにとっては厄介な話だろうが。

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