名将カペッロの「イブラ!」に恐怖した若手時代 怪物が誕生した道のり

ユヴェントス時代のイブラヒモビッチ photo/Getty Images

得点を奪える選手に変化

ズラタン・イブラヒモビッチは37歳になったが、今でもミラン復帰説が囁かれるなど高い評価を受けている。MLSでも期待通り得点を量産しており、ゴール前のイブラヒモビッチは相変わらず脅威だ。イブラヒモビッチをそんなゴールマシーンへと変貌させた人物こそ、名将ファビオ・カペッロだ。

イブラヒモビッチは2004年にアヤックスからユヴェントスに加入した。当時は大柄ながら足下の技術に長けたFWとの印象だったが、カペッロとの出会いでイブラヒモビッチは得点を量産するストライカーへと変化を遂げる。英『BBC』でイブラヒモビッチが改めて当時のことを振り返っている。

「アヤックスにいた時は美しいプレイをするタイプだったが、ユヴェントスに入って変わった。初日のトレーニングの終わりにカペッロのイブラ!という叫び声を聞いた。それからみんながオレをイブラと呼ぶようになった。カペッロは彼のアシスタントだったイタロと練習させた。クロスを毎日30分間シュートしていくんだ。時には帰りたい時もあった。疲れていたし、もうシュートを打ちたくなかった。ゴールもGKも見たくなかった。だが最終的にオレはマシーンとなった。セリエAというFWにとって最も難しい環境で得点を決めるマシーンに。セリエAのチームは戦術的に優れているし、当時はワールドクラスのDFが揃っていたからな」

とにかくゴールにこだわり続けさせたことで、イブラヒモビッチは得点を量産する真のストライカーへと変化した。オレ様だったイブラヒモビッチもカペッロが鬼の形相で叫ぶイブラ!の叫び声には逆らえなかったのだろう。37歳になった今もゴール前で圧倒的な存在感を放てるのはユヴェントス時代の猛練習が効いている証だ。

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