ロッベン&リベリの領域へ? ドルトムントが抱える未来の世界最高ウイング

ドルトムントのプリシッチ photo/Getty Images

チームメイトも能力を絶賛

バイエルンでは長年アリエン・ロッベン、フランク・リベリのウイング2人がチームを引っ張り、チームにブンデスリーガやチャンピオンズリーグなど多くのタイトルをもたらしてきた。彼らは世界トップレベルのアタッカーで、そんな選手が同時期に両サイドに揃うバイエルンは幸運だったと言えよう。

そして今それと似た幸運を掴もうとしているのがドルトムントだ。ロッベンとリベリの領域に達するかは分からないが、今のドルトムントには世界トップレベルのアタッカーになり得るポテンシャルを秘めた選手がいる。

そう語ったのは今夏に加入したMFアクセル・ヴィツェルだ。英『FourFourTwo』によると、ヴィツェルが名指しで称えたのはクリスティアン・プリシッチとジェイドン・サンチョの2人だ。プリシッチは20歳、サンチョは18歳とまだ若いが、2人ともブンデスリーガのDFを振り回すだけのスピードとテクニックを有している。
「プリシッチとサンチョは若いけど、非常に才能がある。世界最高のウイングとは言えないかもしれないが、このまま成長を続ければトップレベルの1人にはなれるはずだよ。彼らには才能があるからね。ただ、ハードワークを続けないといけないし、彼らにはもう何年かチームに残ってもらいたいね」

ヴィツェルはこのようにコメントしており、2人の才能を絶賛している。ドルトムントの場合は昨夏もウスマン・デンベレをバルセロナに引き抜かれたように、芽が出た才能を奪われることも珍しくない。プリシッチやサンチョがいつまでチームに留まってくれるかは分からないが、今のチームは世界最高のウイングになるかもしれない2人を抱える幸運に恵まれている。10日に控えるバイエルンとの直接対決では未来の『ロベリー』たちの奮闘に期待だ。

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