“SNS”で交代選手が決まるかも? ヴェンゲルが恐れる超ネット社会

PSGのネイマール photo/Getty Images

選手の方がクラブより力を持つ状態に

最近はスポーツ選手もSNSを利用するのが当たり前となり、ファンとアスリートの距離は以前より近づいている。選手の日常を簡単に知ることができるのもSNSの魅力だ。

ただし、元アーセナル指揮官アーセン・ヴェンゲルは選手やSNSが影響力を持ちすぎるのは問題ではないかと考えている。SNSを中心にサッカー界が回り始めるのではないかと恐れているのだ。

独『Bild』によると、ヴェンゲルは「5年後には交代策もSNSで決まるかもしれないよ。誰が退いて誰がピッチに入るのか、ハーフタイムに投票するんだ。クリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスに向かえば、彼のフォロワーもそれについていく。国際的なファンはクラブより選手に関心があるんだよ。これは選手に大きな力を与える。ネイマールは1億7000万ものフォロワーがいる。フランスのリーグ全体より彼1人の方が力があるんだ」とコメントしている。
選手がクラブ以上の影響力を持つことには否定的な意見も多いが、今は選手1人1人に自身をPRする力も求められている。時代の流れに逆らうのは難しいのかもしれない。

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