現役続行か、引退か 無所属のジラルディーノがセリエCでプレイ!?

近年、クラブを転々としているジラルディーノ。今季も無所属のまま開幕を迎えたが…… photo/Getty Images

指導者ライセンス取得の講義を受講していたが……

年齢に加えて現在も所属先が決まっていないことから、元イタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノは「引退」の二文字が頭をよぎっているようだが、セリエC(3部相当)で現役を続行するかもしれない。

ジラルディーノはかつてパルマやACミラン、フィオレンティーナなどで活躍し、イタリア屈指のストライカーに成長。同国代表の一員として参加した2006年のドイツW杯では世界一を、ミラン時代の2006-07シーズンには欧州制覇を経験している。

そんなストライカーももう36歳だ。近年はクラブを転々とし、昨季は新天地が決まらないまま開幕を迎えた。昨年10月になんとかセリエBのスペツィア・カルチョへ加入し、リーグ戦16試合に出場して6ゴールを記録するも、同クラブとの契約を更新することができず、シーズン終了後に再び無所属となっている。
そんなジラルディーノは今夏、指導者ライセンス取得のための講義を受けていることが報じられ、今後の進退について注目が集まっていた。そして伊『GIANLUCA DI MARZIO』によると、インタビューに応じた本人は「(講義を受けた)この1ヶ月半はいい経験になったよ。あと5日で試験も待っている。もしこの間に重要なオファーがなければ、ピッチへ戻ることはないだろう」と引退の可能性を示唆したという。

ただ、同メディアは現役続行の可能性も伝えている。セリエCに所属するプロ・ピアチェンツァから延長オプションが組み込まれた1年契約のオファーが届いているようで、本人も検討中とのことだ。はたして、ジラルディーノはどのような決断を下すのか。今後の動向にも注目だ。

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