ナポリに痛恨の逆転負けも、ポジティブに捉えるレオナルドSD ミランの課題とは……

今季からミランのスポーツディレクターを務めるレオナルド氏 photo/Getty Images

90分間の戦い方を学ぶべし!

今季のセリエA初戦を惜しくも落としたACミランだが、同クラブのスポーツディレクターを務めるレオナルド氏は、前向きに捉えているようだ。

ジェノバにある橋の崩落事故により、ジェノアとの開幕節が延期されていたミラン。25日に行われたナポリとの第2節が新シーズンの初陣となった。ジャコモ・ボナヴェントゥーラのスーパーゴールで先制し、ダビデ・カラブリアのゴールで2点リードしたミランだが、その後悪夢の3失点。ナポリを相手に2-3で痛恨の逆転負けを喫した。

試合後、伊『sky』のインタビューに応じたレオナルド氏は「前半は良かったが、結果に苦い後味を残してしまった」と悔しさをにじませたが「この試合から我々は多くのポジティブなことも得ることができた。昨季、90ポイント以上の勝ち点を獲得し、アンチェロッティのような名将を招へいした相手と同じレベルでプレイしたんだ。敗戦を受け入れることは難しいが、そこにはポジティブなこともあった」とも述べている。
さらに「我々は後半、3ポイントを獲得する可能性が見えてきた。でもスコアを2-1にされ、その瞬間がもっと痛手だったかな。そして、ナポリはメルテンスを投入し、試合の流れも彼らに傾いた」と試合を振り返りつつ「ミランは2年連続で6位フィニッシュしている。90分間の戦い方を向上させるべきだ。これは最も困難なステップ。サン・パオロ(ナポリの本拠地)で我々が2点リードすることは、全くサプライズではないのだからね」と課題も明かした。

はたして、ミランはナポリ戦の課題を修正し、次節ローマ戦(31日)で初白星を手にすることができるのか。

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