イグアインいればCL行ける! 伝説FWは太鼓判「ミランはカリニッチ、A.シウバの得点が不足して6位だった」

ミランへ移籍したイグアイン photo/Getty Images

待望の点取り屋加入でトップ4入りへ

ユヴェントスとミランの間で起きたゴンサロ・イグアイン&マッティア・カルダーラと、レオナルド・ボヌッチの大型トレード。ミランは主将まで務めたディフェンスリーダーのボヌッチを手放し、代わりにストライカーのイグアインと24歳のDFカルダーラを加えることになった。

世界トップレベルのセンターバックと評価されるボヌッチが去ったのは残念だが、ミランにとって悪い取引ではないだろう。何より得点を期待できるストライカーを加えることができたのは大きい。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、クラブOBで元アルゼンチン代表FWのエルナン・クレスポ氏もイグアインの獲得は大きいと語っている。昨季ミランのFW陣が得点力不足に陥っていた問題をイグアインが解決してくれると考えているのだ。
「ピピータの加入が何を意味するか?多くのゴールだよ。ミランがカリニッチ、アンドレ・シウバの得点が不足していた中で6位に入ったのならば、イグアインがいればチャンピオンズリーグ出場権を狙うことができる」

確かに、得点力不足は昨季のミランにとって大きすぎる問題だった。リーグ戦で二桁得点に届いたのは若手FWパトリック・クトローネ(10得点)のみで、期待されたカリニッチは6得点、アンドレ・シウバは2得点だ。これで6位に滑り込めた方が驚きと言ってもいいだろう。

昨季リーグ戦でのチーム総得点は56点だ。優勝したユヴェントスが86、4位のラツィオは89点も奪っていることを考えると、ミランの得点数は少なすぎる。得点数では10位だったサンプドリアと同じなのだ。

ボヌッチが抜けて失点数が増加する可能性も考えられるが、それよりイグアインの得点力の方が大きいだろう。15得点ほど奪ってくれればチームも変わってくるはずだ。クレスポ氏はイグアインのことをストライカーとして高く評価しているが、その期待に応えられるだろうか。

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