[移籍]W杯でブレイクのスイス代表MFをリヴァプールが獲得 自身3度目のビッグクラブへ

ロシアW杯で輝きを放ったシャキリ photo/Getty Images

バイエルンとインテルでは苦戦したが

リヴァプールは14日、ストーク・シティからスイス代表MFジェルダン・シャキリを獲得したと発表した。背番号は「23」で、移籍情報サイト『transfermarkt』によると、契約期間は2023年6月末までの5年間、移籍金は1470万ユーロ(約19億3000万円)とのことだ。

現在26歳のシャキリはバーゼルの下部組織出身で、2009年に17歳ながらプロ契約した。同年7月にプロデビューを飾ると、徐々に出場機会を増やし、2009-10シーズンの半ばからはチームの主力として活躍。リーグ戦とカップ戦の2冠に貢献した。その後もバーゼルで目に見える結果を残すと、バイエルン・ミュンヘンの目に止まり、2011-12シーズンからドイツ名門の一員に。しかし、なかなか出場機会を得られず、2015年1月にインテルへレンタル移籍した。その後、インテルへ完全移籍を果たすも、2015-16シーズン開幕前にチームの構想外となり、2015年8月にストークへ移籍した。

ストーク加入3年目となる昨季はプレミアリーグで36試合に出場し、8ゴール7アシストを記録。その活躍もあり、ロシアW杯へ臨むスイス代表の登録メンバーに選ばれると、本大会ではセルビア戦で値千金の逆転ゴールを決めるなど、グループリーグ突破に貢献した。優勝候補のブラジル代表相手にも存在感を発揮し、ロシアW杯でブレイクした選手の一人だ。バイエルン、インテルに続き、自身3度目のビッグクラブ移籍を果たすこととなった。はたして、シャキリは新天地でも結果を残すことができるのか。

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