コバチッチは早くレアルを去るべきだ モドリッチの後継者の成長が失速している

クロアチア代表のコバチッチ photo/Getty Images

米メディアが危険視

クロアチア代表が誇る二大司令塔ルカ・モドリッチ、イヴァン・ラキティッチの後継者になると以前から高く評価されていたのがMFマテオ・コバチッチだ。

コバチッチはロシアワールドカップを戦っているクロアチア代表にも選ばれており、才能の評価は相変わらず高い。テクニックはもちろん相手アタッカーに厳しくついていくこともでき、所属するレアル・マドリードで守備専任のポジションを任されることもある。

しかし米『ESPN』は、コバチッチのキャリアが失速していると問題視している。コバチッチは2013年にセリエAの名門インテルに加入し、背番号10を身につけて質の高いプレイを披露していた。この時は頼もしい若手が出てきたと話題だったが、2015年にレアル・マドリードへ移籍してからは出番が明らかに減っている。
モドリッチ、トニ・クロースらライバルが多いため仕方がないが、2017-18シーズンではリーグ戦でフルタイム出場したのは僅かに4試合のみ。主力にはなれていない。今回のワールドカップも全試合には出場しているが、先発したのはグループステージ最終節のアイスランド戦のみ。レアルと同じような使われ方になっている。

コバチッチ本人も退団の希望を口にしているが、同メディアは早くレアルを退団してキャリアを正しい道に戻さなければならないと主張。気付けばコバチッチも24歳で、もう若手とは呼びづらい年齢になってきている。他クラブならばすぐにでも主力になれるはずで、4年後のクロアチア代表を支えていく選手となるためにも早くレアルを離れた方がいいのかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ