本田圭佑は日本代表に絶対必要! 「攻撃のテンポが遅くなる欠点もあるが……」

パラグアイ戦では出番なかった本田 photo/Getty Images

アジアのライバルは本田の影響力を理解

12日のパラグアイ代表戦に4-2で勝利した日本代表は、得点を決めた香川真司や乾貴士、攻撃を巧みに組み立てた柴崎岳らが高い評価を受けた。彼らをワールドカップ本番でも起用した方がいいとの意見も多く出ており、トップ下の1番手候補だった本田圭佑の立場が危ういものとなってきている。

日本のサポーターからは本田不要論も出ているが、これに驚いているのが韓国『スポーツソウル』だ。韓国はアジアのライバルとして本田を警戒し続けてきた国であり、アジアカップでやられた記憶も残っている。パラグアイ戦を見た限りでは香川、乾のユニットを優先した方がいいようにも思えるが、ワールドカップを勝ち抜くうえで本田は欠かせないのではないかと主張している。

「パラグアイ戦は本田が抜けた中で良いパフォーマンスだった。本田は日本を代表する選手だ。W杯に加えてCSKAモスクワやミランなど欧州でのキャリアも豊富だ。ただし最近は下降気味で、30歳を過ぎてからパフォーマンスは落ちている。代表での影響力も僅かなものだ。本田が入ると攻撃のテンポが遅くなるという欠点もある。むしろ本田より乾、武藤嘉紀、柴崎らが出場する時の方が優れているとの評価もある。しかし本田はW杯で必要な選手であり、彼の経験は無視できない財産だ。それにパラグアイはW杯に出場しないチームで、今回のメンバーも事実上は2軍。本田だけでなく長友佑都や長谷部誠、吉田麻也らも出ていない」
同メディアはベテラン勢の一部が抜けた中で結果を出せたのは大きな収穫としながらも、本番では本田らの経験が必要になるのではないかとの見方を示している。パラグアイと初戦の相手コロンビア代表の実力に大きな差があるのは事実で、パラグアイ戦の内容だけで選手の序列を決定するのは難しいものがあるだろう。

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