今夏こそ”メッシ依存”の解消を! 来季バルサが再びCL制するために必要なもの

今季もメッシ依存は続く photo/Getty Images

今季は3冠のチャンス逃す

今季はリーグ戦とスペイン国王杯のダブルを達成したバルセロナだが、来季は思わぬ形で逃してしまったチャンピオンズリーグのタイトルを狙いにいかなければならない。そのためには、改善しておくべきポイントがある。

スペイン『MARCA』は来季の戦いのために今夏バルセロナがすべきことをまとめているが、まず最初に指摘されたのはリオネル・メッシ依存の解消だ。今季も変わらずメッシは爆発し、大きな怪我もなくフル稼働してくれた。しかし、ネイマールが昨夏に退団したこともあってこれまで以上にメッシ依存が目立ったシーズンでもあった。[4-4-2]をメインシステムとした今季のバルセロナでは前線のルイス・スアレスとメッシが得点源で、その他はなかなかネットを揺らすことができていない。

チャンピオンズリーグではローマにまさかの逆転負けを喫したが、あの2試合ではメッシに元気がなかった。こうした展開を打開できるプレイヤーが欲しいところだろう。同メディアはアトレティコ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマンをターゲットに挙げており、以前からバルセロナ移籍の可能性が噂されている選手だ。実現すればスアレス、メッシ、グリーズマン、さらに未だ爆発していないFWウスマン・デンベレを含め悪夢のような攻撃陣が完成することになる。
そうなればフィリペ・コウチーニョをアンドレス・イニエスタの代役に固定することも可能となるはずで、前線が補強ターゲットになる可能性は十分に考えられる。守備ではDFサミュエル・ウムティティの将来をはっきりさせる必要があり、それさえ出来れば大きな補強は不要との見方だ。

手を加えるとすれば将来のことも考えたメッシ依存の脱却だが、その1歩を今夏踏み出すことができるのか。来季再び3冠を狙うにはメッシの負担を軽減していく必要があるだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ