ゴール数が3桁の大台に
インテルのキャプテンを務め、チームのエースストライカーでもあるアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが偉業を成し遂げた。セリエA史上6番目の若さ(25歳27日)で、ゴール数を3桁の大台に乗せている。
18日に行われたセリエA第29節で、サンプドリアの本拠地へ乗り込んだインテル。この一戦でスターティングメンバーに名を連ねたイカルディが、古巣相手に4得点を挙げるゴールラッシュを披露し、5-0の勝利を納めた。
まず1つ目のゴールが生まれたのは、イヴァン・ペリシッチの先制点により1点リードして迎えた30分。ラフィーニャがペナルティエリア内で倒されて得たPKを、GKの逆をつき落ち着いてゴール左に流し込んだ。なお、このゴールがイカルディにとってセリエA通算100ゴール目となっている。
直後の31分には、クロスのこぼれ球に素早く反応し、ヒールキックの技ありシュートで2点目をゲット。そして44分には、ラフィーニャが放ったシュートのこぼれ球を押し込み、前半だけでハットトリックを達成した。さらに51分、ボレーシュートを地面に力強く叩きつけたイカルディ。ワンバウンドしたボールはGKの頭上を越え、ダメ押しとなる自身この日4点目のゴールを決めている。
サンプドリア戦の圧巻の4ゴールで、今季の得点ランキングでも首位に立つラツィオFWチーロ・インモービレ(24ゴール)との差を「2」まで縮めたイカルディ(22ゴール)。3シーズンぶりとなる得点王のタイトルも見えてきた。