右足ヒールで決めた芸術の一撃
昨年、最優秀ゴールのFIFAプスカシュ賞に選ばれたのはアーセナルFWオリヴィエ・ジルー(当時)がクリスタル・パレス戦で決めたスコーピオンキックだった。マイナスに流れたクロスをヒールで合わせたオシャレな一撃だったが、今年も似たようなゴールが最優秀候補に入ってくるかもしれない。
今回スコーピオンキックを炸裂させたのは、ラツィオFWチーロ・インモビーレだ。ラツィオで得点を量産するイタリア代表のストライカーは、11日に行われたカリアリ戦の後半ロスタイムに魅せた。1-2とビハインドで迎えた後半ロスタイム、左サイドから放り込まれたボールに勢いよく飛び込むと右足のヒールに当ててループシュートに。これがGKの頭上を越えるスーパーゴールとなり、土壇場でラツィオが追いついた。
本人もあそこまで上手くいくと考えていなかったかもしれないが、伊『Calciomercato』は今季のベストゴールではないかと取り上げている。ジルーよりも距離のあるところからシュートを打っていることも特徴的で、2018年版スコーピオンキックとして注目を集めそうだ。
参照元:youtube