ボールを持てば凄いが……
マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバは次期バロンドール候補と高い評価を受けてきた選手だが、今季は彼の持つ弱点が露呈することになった。マンU指揮官ジョゼ・モウリーニョが守備時のポジショニングが悪いとの理由からポグバをベンチに下げたり、ベンチスタートにすることがあったからだ。
英『Squawka』によると、クラブのレジェンドであるガリー・パリスター氏もポグバの能力は認めている。しかしボールを持っていない時の動きは改善すべきポイントと指摘しており、どう動くべきかを学ぶ必要がありそうだ。
「彼は中盤3枚の左側でプレイするのが好きなんだと思うが、ボールを持っていない時には問題がある。彼は優れたビジョンを持っているけど、ボールを持っていない時は良くないね。彼はジェラードのような選手になれるし、そのための素質を全て備えている。だがボールを持っていない時の動きは改善する必要がある」
サッカーでは90分のうちボールを持っていない時間の方が長い。特にモウリーニョのチームはポゼッションにこだわらないスタイルで戦っているため、余計にボールに触る機会は少なくなる。そこで一流選手として輝きを放つには、しっかりとゲームを読んで効果的なポジショニングを取らなければいけない。それを身につけられれば、ポグバはさらに完成されたMFになることだろう。