井上尚弥、ラスベガスMGMグランドの恒例行事で盛大な歓迎 女性MCから「米国ファンが知らないことを教えて」「好きな食べ物は」との質問に笑顔

MGMホテルの前に集まった観衆に囲まれる井上 (写真:大橋秀行会長インスタグラムより)

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多くのファンが熱烈歓迎

プロボクシング、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥がWBA同級1位ラモン・カルデナス戦に向けてグランド・アライバルに参加し、盛大な歓迎を受けた。

同イベントは「ボクシングの聖地」と呼ばれるMGMグランドにて、スター選手の到着を歓迎しお披露目する恒例行事。カジノフロアで一般に公開されて行われる。

井上は試合の入場曲でもある「Departure」が流れる中、ホテルのらせん階段を下りて登場すると、約300人のファンが歓声と拍手で出迎えた。
そして井上は特設リングに上がると、左手を挙げてファンの歓声に応え、すぐにインタビューに応じ「4年ぶりにラスベガスに戻ってこられて非常にワクワクしている。ラスベガスで何を求められているかは十分承知の上で来ているので、『シンコ・デ・マヨ』の5月4日は期待通りのボクシングを見せたい」と抱負を語った。

またカルデナスに対する警戒ポイントについては「全体的に非常にまとまった選手で、左フックの一発を持っている選手。一瞬の油断だけは気をつけたい」と答えると、カルデナスの髪型がスティーブ・フルトンに似ていることをインタビュアーから指摘されると「なんとなく気づいていた」と笑いを誘う一幕もあった。

また井上に対する関心の高さからか、ボクシングとは関係ない「米国のファンが知らないことを教えてほしい」との質問も飛び出すと、井上は「難しいな~」と苦笑い。質問が切り替わり「好きな食べものは?」と問われると「唐揚げ」と答えた。通訳が「フライドチキン、カラアゲ」と訳すと、インタビュアーも「私も好き」と応じ、終始和やかな雰囲気で進んだ。

インタビューを終え、退場する際にはファンからのサインの求めに応じ、会場を後にした。今後は、3日に最終会見、4日は前日計量が行われる予定。前日計量はMGMグランドにて、先着200人のファンの前で開催される。

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