レアルの左サイドに戻ってきたサンバのリズム 世界最高の左サイドバックが復活

マルセロが後半戦のカギに photo/Getty Images

前半戦はパフォーマンスが悪いと批判

ローテーションを採用した前節エスパニョール戦には0-1で敗れてしまったが、レアル・マドリードは徐々に調子を取り戻し始めている。チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでパリ・サンジェルマンを撃破したことでサポーターの雰囲気も変わりつつあり、良い方向に向かっていると考えるべきだろう。

中でもスペイン『as』が大きいと伝えているのが左サイドバックのマルセロの復調だ。今季序盤はマルセロのパフォーマンスが思うように伸びず、さらに右サイドバックのダニエル・カルバハルが離脱したこともあって両サイドからのアシストが少ないとの指摘があった。しかし、マルセロは年明け以降確実に調子を上げている。

今季開幕から12月までマルセロは22試合で1ゴール3アシストだった。しかし年明け以降は8試合で2ゴール3アシストだ。PSG戦でもダメ押しとなる3点目を記録しており、マルセロの攻撃力が再び活き始めている。同メディアも今季前半戦は攻守ともに一貫性がなく、爆発的な攻撃参加がなかったものの、それが改善されてレアルの左サイドにサンバのリズムが戻ってきたと称賛している。
攻撃力で見ればマルセロは世界最高クラスの左サイドバックで、ここからチャンスを演出できると大きい。リーグ制覇は不可能に近いミッションとなったが、マルセロの攻撃力が復活したチャンピオンズリーグでは3連覇もあり得るかもしれない。


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