[移籍]3ヶ月の無所属生活を経てついに復帰 エブラ、ウェストハム加入が正式決定

不祥事でマルセイユを解雇されていたエブラ

約3年半ぶりにプレミアリーグへ

ウェストハムは7日、無所属となっていた元フランス代表DFパトリス・エブラを獲得したと発表した。契約期間は今季終了までとなる2018年6月末までで、背番号は「27」に決まった。

今年5月に37歳の誕生日を迎えるエブラは、2004年にフランス代表デビューを飾って以来、これまで81キャップを記録しているベテランSB。クラブでもニースやモナコ、マンチェスター・ユナイテッド、ユヴェントスなど、数々の名門でプレイし、マンU時代には欧州制覇や世界一も経験している。

そして昨年1月からは戦いの舞台をフランスへ戻し、日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユへ加入。2シーズン目となる今季は、キャプテンマークを巻いてピッチに立つこともしばしばあったが、試合前に暴言を吐いてきたサポーターに飛び蹴りを見舞い、同年11月にクラブとの契約を解消していた。だが、約3ヶ月の無所属生活を経て、ついに新天地が決定。マンUを退団して以来、約3年半ぶりにプレミアリーグへ復帰することとなった。
そんなエブラはウェストハムの公式サイトを通じて「ウェストハムに加入できたことと、プレミアリーグに戻ってこれたことが本当に嬉しい。復帰できたことにも驚いているし、この仕事をする機会を与えてくれたウェストハムには感謝しているよ。ピッチでベストを尽くすために、一生懸命に仕事をするつもりさ」と喜びを明かしている。

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