ACL本大会出場を勝ち取った柏 下平監督「アジアチャンピオンになりたい」

柏の指揮官を務める下平監督 photo/Getty Images

目標はあくまでACL優勝 本大会での飛躍誓う

柏レイソルは30日、AFCチャンピオンズリーグ2018の本大会出場をかけて、プレイオフでムアントン・ユナイテッド(タイ)を日立柏サッカー場へ迎え入れた。

一発勝負のプレイオフ。なかなかゴールを奪うことができず、前半をスコアレスで折り返した柏だが、後半にゴールラッシュを見せた。51分に伊東純也の折り返しをクリスティアーノが落ち着いて合わせ均衡を破ると、62分に再びクリスティアーノが、そして試合終了間際の89分に伊東がゴールを決め勝負あり。柏が3-0でムアントンを撃破し、本大会行きのチケットを手にした。

試合後、柏の指揮官を務める下平隆宏監督は「まずは率直に、ACL本戦出場を決められて本当にうれしく思っています」と喜びをあらわにした。クラブの公式サイトが伝えている。
そして「選手たちは20日ほどの短い期間で準備をして、今日の一戦を迎えた。対戦相手のムアントン・ユナイテッドも素晴らしいチームで、オーガナイズもされているし、前線にはテクニックのある選手もおり、簡単ではないゲームになると予想していたが、しっかり結果を出して3-0で勝ったことは本当に満足している」と試合を振り返った。

最後に「日本の4番目のクラブとしてACLに滑り込んだが、ここからすぐ初戦の全北戦に向けてしっかり準備をしていきたいと思うし、日本のクラブの代表として結果を残して、優勝を目指して努力していきたい。(目標は)優勝を狙っている。アジアチャンピオンになりたい。これはクラブとしていつも掲げている目標でもあるし、このチャンスを活かしたい」と本大会での飛躍を誓っている。

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