ジェコは売却してしまった方がいい? 名将カペッロ氏の考えは「チェルシーに売却すれば……」

ローマの最前線を務めるジェコ photo/Getty Images

年齢的にも売り時なのか

先日、ローマに所属するFWエディン・ジェコにチェルシーが関心を示しているとの話題が浮上した。チェルシーは今冬にターゲットマンとなるストライカーをチェックしており、かつてマンチェスター・シティでプレミアリーグ制覇も経験したジェコもリストアップされたようだ。

しかし、ジェコはローマにとって貴重な存在だ。フランチェスコ・トッティがスパイクを脱いだ今、ローマのセンターフォワードはジェコで固定されている。このタイミングでローマ側が手放す可能性は低い。

ただし、かつてローマをセリエA制覇に導いた名将ファビオ・カペッロ氏の考えは異なる。伊『Calciomercato』によると、同氏はジェコが年齢的にも売却すべき時にあると考えており、ジェコを売却してチームを再構築する案も悪くないと語っている。
「ローマがジェコをチェルシーに売却すれば、指揮官のディ・フランチェスコはパトリック・シックを偽9番とするシステムに変えなければならないだろう。ジェコは30歳を過ぎているし、ローマにはお金が必要だ。彼は優れた選手だが、もう彼は若くない。ローマは彼を売却すればチームを再構築できる」

現在ジェコは31歳で、徐々に衰えが見えてくるのは間違いない。現段階で手放すのは早すぎるようにも思えるが、移籍金を回収できる間に大型ストライカーを売却してしまった方がいいのかもしれない。

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