またしてもリードをふいに 守乱に喘ぐリヴァプールの補強は必須

連続失点を悔やんだクロップ監督(写真奥) photo/Getty Images

リトリートした際の守備に難

22日にプレミアリーグの第19節が行われ、リヴァプールがアーセナルに3-3で引き分けた。

リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督はクラブ公式ホームページのコメントで、2点のリードをふいにして勝利を逃したことを悔やんでいる。

「結果は我々が望んだものではなかったが、89分間のパフォーマンスは望んだ通りのものだった。我々は(アディショナルタイムを含め)94分間懸命にプレイしたが、(連続失点を喫した)後半の5分間を説明するのは難しい。ただ、今後にむけて勉強になったよ」
カウンターで効率よく2点を先行したリヴァプール。しかし、時間の経過とともに選手の疲労が溜まり、ハイプレスが機能不全に。自陣で守備ブロックを敷いて逃げ切りを図ったものの、サイドバックの背後のスペースやセンターバックとサイドバックの間への侵入を試みるアーセナルの選手を捕まえきれず、53分からの5分間で3失点を喫した。同リーグ開幕戦(ワトフォード戦)やUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節(セビージャ戦)など、今季はリードをふいにするケースが多い同クラブだが、自陣の背後のスペースの管理に長けるセンターバック、及び中盤でのボール奪取を持ち味とするボランチの獲得は急務と言えるだろう。

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