自らの力で存在意義を証明へ
今夏の移籍市場でローマへ移籍したフランス人MFマキシム・ゴナロンが、今後の意気込みなどを語った。
下部組織時代から長年過ごしてきたリヨンを離れ、ローマへ加入したゴナロン。28歳にして自身初の移籍、そして海外挑戦を決断した。そんなゴナロンが仏『L’EQUIPE』のインタビューに応じた際、今夏の移籍について聞かれ、「マンネリで成長を止めたくなかったから、移籍したかった。新たな時代を始めたかったし、僕は他の何かを体験したかったんだ。そして、ローマのようなクラブからオファーが届き、毎日自問自答したよ。新しいクラブ、新しい文化、新しい言語、僕にとって全てが初体験だった。リヨンからローマへ移籍したことは、僕のキャリアにおいてステップアップだと信じているよ」と明かした。
そして、新たな戦いの場となったセリエAについて「外から見たものとは全く違った。今季のセリエAはすごく平均レベルが高い。ナポリ、インテル、ユヴェントス、ローマ、ラツィオの5つのクラブがタイトルを争っているしね。競争力がものすごいし、非常に困難なリーグだよ」と述べている。
さらに「空港に到着した瞬間から、別の世界へ来たようだったよ。ここの人々はサッカーのために生きている。だから、ここではサッカーだけに集中することができるし、全てが選手のために行われる。僕はまだ、イタリアではあまり知られていない。だから自分自身を証明する必要がある」とコメント。今後の飛躍を誓った。
まだ新天地のローマでは思うような出場機会を得られていないゴナロンだが、自らの力で存在意義を証明することができるのか。フランスの名門リヨンでキャプテンマークを巻いていた実力を、イタリアでも披露したいところだ。