相変わらず止まらぬリヴァプールの守備崩壊 セットプレイからの失点はすでに8に

セビージャと引き分けてしまったリヴァプール photo/Getty Images

セビージャ戦では後半に3失点

3‐0とリードして前半を終えても安心できないのが今のリヴァプールの辛いところだ。リヴァプールは21日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のセビージャ戦で、前半に3点のリードを奪いながら後半に3失点を許して引き分ける失態を演じてしまった。確実に決勝トーナメント行きを決められる展開だっただけに、後半の3失点はあまりにショックが大きい。

英『sky SPORTS』はチャンピオンズリーグだけでなく、この引き分けは25日のチェルシー戦にも響いてくるはずと問題視しており、崩壊した守備で昨季王者とどう戦うのかは実に気になるポイントだ。

攻撃力が高いのは昨季から変わっていないが、守備だけはどうしても改善されない。今回のセビージャ戦ではPKとコーナーキックから1点ずつ奪われたが、セットプレイからの失点は今季すでに8失点となった。プレミアリーグでは5失点、チャンピオンズリーグでは3失点だ。セットプレイの守備が機能していないのは数年前から同じで、リヴァプールは問題を解消できないまま戦いを続けている。
ウェストハム(4-1)、サウサンプトン(3‐0)とリーグ戦で快勝を続けていただけに、今回の3-3ドローは痛い。同メディアはチェルシー戦で再び守備が崩壊してしまうのではないかと危惧しているが、指揮官ユルゲン・クロップは立て直せるだろうか。

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