W杯出場権獲得からわずか一週間…… オーストラリア代表監督が電撃辞任

代表指揮官を辞任したポステコグルー監督 photo/Getty Images

「非常に厳しい決断」

オーストラリアサッカー協会(FFA)は22日、同国代表の指揮官を務めるアンジ・ポステコグルー監督が辞任したと発表した。

15日に行われたホンジュラス代表との大陸間プレイオフを制し、オーストラリア代表をロシアW杯出場へ導いていたポステコグルー監督。FFAの公式サイトによると、同監督は21日に会長のスティーブン・ローウィ氏やCEOのデイビッド・ギャロップ氏と会談を行った。その際、W杯以降もチームの指揮を執るための契約延長話もあったようだが、監督側が退任の意思を伝えたようだ。

ポステコグルー監督はFFAの公式サイトを通じて「これは私にとって非常に厳しい決断だった」と述べた上で「2014年のW杯を率いたり、2015年にアジア杯を優勝したりしたこと。母国の代表チームをコーチできたのは私にとって誇りだ。複雑な心境ではあるが、私はここでこの旅を終えなければならない。このタイミングが適切な時期だと感じているし、必要とする力を持った誰かにこの責任を託したい。私は来年、世界の舞台でチームを見られるのを楽しみにしているよ」とコメントしている。
W杯の出場権獲得からわずか一週間。指揮官が電撃辞任することとなったオーストラリア代表だが、はたして本大会は誰が率いることとなるのか。今後の動向に注目が集まる。

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