1月の移籍が既定路線に
2013年よりパリ・サンジェルマンに在籍しているFWルーカス・モウラ(ブラジル代表)。昨季のリーグ・アン37試合に出場して12得点5アシストを記録した同選手だが、今夏に加入したネイマールやキリアン・ムバッペにポジションを奪われ、出場機会が激減。今季の全公式戦で未だに先発出場がないことから、去就が注目されている。
こうした状況のなか、同クラブを率いるウナイ・エメリ監督が同選手に来年1月の移籍を勧めたことが英『TRIBAL FOOTBALL』で話題に。この状況に目をつけたチェルシーとアーセナルが同選手の獲得に乗り出し、現在も2クラブによる争奪戦が繰り広げられているという見方が併せて報じられた。
かつてパリ・サンジェルマンに在籍したDFアレックスが同選手にアーセナルへの移籍を勧めたことで、収束に向かうと思われていた今回の移籍話。一方でチェルシーが同選手の獲得資金捻出のためウィリアンの放出を検討していることが複数のメディアで報じられるなど、情報が錯綜している。引き続き同選手の動向を注視する必要がありそうだ。