アーセナル残留を強調しているが......
今季のブンデスリーガ第11節終了時点で、8勝2分1敗の首位に立っているバイエルン・ミュンヘン。4日に行われたドルトムントとの首位攻防戦で勝利を収めるなど、一時の不振から脱しつつある。
こうした状況のなか、同クラブが現アーセナル所属FWオリヴィエ・ジルーの獲得に乗り出したことが英『THE Sun』や独『Sport Bild』で話題に。最前線のレギュラーとして活躍するロベルト・レヴァンドフスキやトーマス・ミュラーの負担を軽減するべく、ユップ・ハインケス監督がジルーをリストアップ。来年1月の獲得にむけ先方と交渉を進める構えを見せていることが併せて報じられた。
先月31日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節(セルティック戦)ではレヴァンドフスキの負傷欠場が災いし、最前線でボールが収まらなかったバイエルン・ミュンヘン。空中戦やポストプレイを持ち味とするジルーは同選手の代役に相応しいと言えるが、かねてよりジルーがアーセナルへの愛着を口にしていることもあり、交渉は困難を極めるだろう。いかにしてバイエルンが先方の翻意を促すのかに注目が集まる。