ミランの目当てはブラジル代表に
10日に行われた日本代表とブラジル代表の親善試合。両国にとっては2018ロシアワールドカップへ向けた準備となるが、こうした代表戦はクラブチームにとっては絶好のスカウトの場となる。この一戦でもセリエAの名門・ミランが目を光らせていたという。
ただ、注目されていたのはブラジル代表の選手たちだ。伊『Corriere dello Sport』によると、この一戦でミランのマッシミリアーノ・ミラベッリSDが注目していたのがセンターバックを務めたジェメルソン、さらに中盤で先発したジュリアーノの2人だ。
今回の一戦はブラジルがゲームをコントロールしていただけに、センターバックのジェメルソンが目立つ機会はそれほど多くはなかった。それでもミランにとってモナコに所属する25歳のセンターバックのプレイをチェックできたのは大きかっただろう。フェネルバフチェに所属する27歳のMFジュリアーノも同様だ。
さらに同メディアは、同日に開催されたベルギー代表とメキシコ代表の親善試合でもお目当ての選手がいたことを伝えており、ミランはベルギー代表のMFリエンダー・デンドンカーをチェックしているという。残念ながらデンドンカーに出番はなかったが、22歳のアンデルレヒトMFもスカウトの対象となっている。14日には日本代表と対戦することになっているため、このゲームにもミランは注目しているのだろう。