ナポリ、マルセイユ退団のエヴラ狙うも…… 代理人「その選択肢は複雑」

マルセイユを退団し、フリーとなったエヴラ photo/Getty Images

グラムの代役探しが急務のナポリ

マルセイユ退団が発表されたフランス代表DFパトリス・エヴラだが、ナポリがこのベテランDFの獲得を画策しているようだ。

先日行われたヨーロッパリーグのギエマラエス戦で野次を飛ばすファンに激怒し、ハイキックをお見舞いしたエヴラ。試合開始前に審判から前代未聞の退場を命じられていた。その結果、2018年6月30日までUEFA主要大会への出場停止や罰金が科された上、11日にクラブと双方同意のもとで契約を解消した。

一方、ナポリは1日に行われたチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦で、今季公式戦17試合に出場している左SBの主力ファウジ・グラムが右ひざの前十字靭帯を断裂。長期離脱が余儀なくされ、同ポジションの補強が急務となっていた。そのため、幸か不幸かフリーとなったばかりのエヴラの獲得を狙っているという。伊『calciomercato.com』などが伝えている。
こういった状況の中、エヴラの代理人を務めるフェデリコ・パストレッロ氏がインタビューに応じ、同選手の今後について次のようにコメント。伊『Gazzetta dello Sport』が伝えている。

まず「エヴラが過ちを犯したことは知っている。ただ、彼のキャリアはここで終わらない。このような終わり方は望んでいないよ」と述べた上で「フィジカル的には5、6年前より良くなっているし、すでに多くのクラブから連絡もあった」と明かしたパストレッロ氏。ただ「パトリスはユヴェントスを離れてから再びセリエAでプレイする自分自身の姿を想像できないんじゃないかな。ナポリの選択肢を排除することはないが、それは複雑なことだと思うよ」とも述べている。

はたして、ナポリはエヴラを獲得することができるのか。今後の動向にも注目が集まる。

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