ファンタジスタのR・バッジョ氏も”お手上げ”だったDFとは!? 「彼は突破を許してくれなかった」

世界を魅了したR・バッジョ氏 photo/Getty Images

最高のDFと称賛

イタリア、そして世界を代表するファンタジスタであるロベルト・バッジョ氏は、そのキャリアで何人ものDFを惑わせてきた。しかし、そんなバッジョ氏でも適わないと感じたDFがいたようだ。

伊『Corriere della Sera』によると、その選手とはミランで長年活躍したレジェンドDFパオロ・マルディーニ氏だ。マルディーニ氏といえば16歳でデビューを果たし、そこから2009年までミラン一筋でプレイした真のレジェンドだ。センターバック、サイドバックの両方をこなすことができ、逆足を使うのも上手い。

バッジョ氏はそんなマルディーニ氏について「彼は私が対戦した中で最高のDFだよ。彼と対峙した時、突破を許してはくれなかった。彼は大きく、強い。空中戦も足下も上手い。彼のようなDFを作るには、15人ほどの選手を組み合わせないといけないよ」とコメントしており、最も厄介なライバルとしてリスペクトしているようだ。
また、自身の後継者を聞かれたバッジョ氏は意外な選手の名を挙げた。「後継者?私は南米のサッカーをよく見ていて、ボカ・ジュニアーズのファンだからね。私はセントゥリオンが好きだよ。ピッチ外での姿勢を改善する必要はあるけどね」とコメントしている。

サンパウロからレンタルでボカに加入していたFWアドリアン・セントゥリオンは24歳の選手で、アルゼンチンのネイマールとも称される。少しDFをからかうようなフェイントも魅力で、トリッキーなドリブラーだ。バッジョ氏もそんなセントゥリオンのプレイを楽しんでいるようだ。

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