8日にセリエA昇格プレイオフの決勝2ndレグが行われ、セリエBを5位で終えたベネヴェントと7位で終えたカルピが対戦した。
8位スペツィアと4位ペルージャを退け、決勝進出を果たしたベネヴェント。一方、カルピは6位チッタデッラと3位フロジノーネを撃破している。そして、4日にカルピのホームで行われた決勝1stレグでは、90分間とおして互いにゴールネットを揺らすことができず、0−0のスコアレスドローで終えていた。
そんな中キックオフされた試合は、32分に貴重な先制ゴールを奪ったベネヴェントが、最後までその1点をなんとか守りきり、カルピを1−0で撃破。2戦合計スコアも1−0とし、1929年に創設されて以来クラブ史上初のセリエA昇格を勝ち取っている。
この結果、来季セリエAに参戦するクラブは、セリエB優勝を成し遂げ半世紀ぶりの1部昇格を果たしたSPAL、1年で復帰を成し遂げたヴェローナ、昇格プレイオフを制したベネヴェントの3チームに決まった。