195cmもあるFWはアシストする方が楽しかった!? 名将カペッロ氏が明かす化け物FW作った方法

ゴールへのこだわり強くなく

ゴールへのこだわり強くなく

マンUのイブラヒモビッチ photo/Getty Images

現在所属しているマンチェスター・ユナイテッドでは少しばかり批判も浴びているが、ズラタン・イブラヒモビッチはワールドクラスのストライカーだ。とてつもない才能を持っていたのは間違いないが、キャリアの初めから今のような完成された選手だったわけではない。イブラヒモビッチを育てた名将が存在するのだ。

その人物こそ名将ファビオ・カペッロ氏だ。イブラヒモビッチもカペッロ氏には感謝の意を示しており、カペッロ氏はイブラヒモビッチのプレイスタイルを確立した人物とも言える。カペッロ氏によれば、若い頃のイブラヒモビッチはそれほどゴールにこだわりを持っていない選手だったという。その意識をカペッロ氏が変えていったようで、いかにして怪物FWを生み出したのか振り返っている。伊『Corriere dello Sport』が伝えた。

「私が初めてイブラを見たのは、ローマで指揮を執っていた時だ。彼の優れたテクニックに気付いたんだ。私は彼を獲得したかったが、ローマの前線は埋まっていたからね。トッティ、バティストゥータ、モンテッラ、デルヴェッキオ、カッサーノとね」

「その後ユヴェントスで私はイブラの獲得を求めた。あれほどフィジカルが強くて、技術レベルの高い選手を見たことがなかったからね。だが1か月後、私はイブラが上手くボールを蹴ることができていないと感じたんだ。空中戦もよくなかった。彼はトレーニング後に残って練習したよ。当時のイブラにはゴールのDNAが無かったんだ。彼はよりアシストすることを楽しんでいた。彼は私のアドバイスでゴール前での考え方を変え、本当の点取り屋になったのさ」

195cmものサイズがある選手がアシストの方に喜びを感じるというのも珍しい話だが、イブラヒモビッチは溢れんばかりのテクニックをゲームメイクなどに使う方が好きだったようだ。今でもゲームを組み立てるために中盤まで下がってくることがあるが、カペッロ氏の指導もあってイブラヒモビッチは得点を奪えるFWになった。ゴールへのこだわりを植え付けたカペッロ氏がいなければ、イブラヒモビッチは今ほど評価されていなかったかもしれない。

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