アンチェロッティやモウリーニョより上 リーガ史上最高の勝率を持つ男に託された任務

今季こそリーグ制覇を

昨季途中に就任しながらチームをチャンピオンズリーグ制覇に導いたレアル・マドリード指揮官ジネディーヌ・ジダンには、今季も大きな期待がかかっている。チャンピオンズリーグの連覇はもちろん、やはりサポーターが求めているのはリーグ制覇だ。チャンピオンズリーグでは2013-14シーズン、そして昨季と制しているものの、リーグ戦では近年ライバルのバルセロナに支配されてしまっている。

レアルが最後にリーグ優勝を達成したのはジョゼ・モウリーニョが率いていた2011-12シーズンで、そこからは2位、3位、2位、2位とあと1歩届かないシーズンを続けてきた。昨季はシーズン途中で指揮官交代などもあったが、開幕からジダンで迎えられる今季こそはと期待しているサポーターも多いはずだ。

なぜなら、昨季ジダンが率いたチームはリーグ戦で驚異的な勝率を記録していたからだ。昨季のジダンはリーグ戦20試合を戦って17勝を挙げ、勝率85%を記録。クラブ公式によれば、これはアンチェロッティ(75%)、モウリーニョ(76・3%)、マヌエル・ペジェグリーニ(81・5%)を超えており、リーガ・エスパニョーラ史上最高の勝率だ。

もちろんモウリーニョらとは試合数も違っているが、クラブも史上最高の勝率を誇る男とリーグ戦の開幕を迎えられることを楽しみにしている。このペースを今季も継続することができれば、ライバルのバルサの上に立つことも不可能ではない。ジダンには今季も連勝を続けて史上最高勝率の称号を維持し、リーグ制覇を達成することが求められている。

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