ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督がバイエルンへの移籍を決断したDFマッツ・フンメルスに関して自らの見解を示している。
10日、ついにバイエルンへの移籍が正式発表されたフンメルス。今後ファンからは国内最大のライバルへ加わった同選手に対して非難の声があがることが予想されるが、レーヴ監督は違うようだ。独『Sport Bild』が伝えている。
同監督は「基本的に私は喜んでいるよ。代表選手がブンデスリーガに残るというのは喜ぶべきことだ。私にとってブンデスリーガはプレミアリーグやリーガ・エスパニョーラと並ぶ強さ、魅力があるからね」とフンメルスの“ブンデスリーガ”残留を喜んだ。
来季からフンメルスが赤いユニフォームをまとい、ドルトムントに凱旋したならば多くのブーイングを浴びることは間違いない。しかしレーヴ監督にとって、ドイツ国内で活躍する代表選手を見られるということは非常に喜ばしいことなのだろう。