レスターは主審の判定に助けられている? 見逃されたハンドと目立つPK獲得数

首位にはラッキーも絡んでいるのか

議論を呼んだアーセナル戦でのPK photo/Getty Images

現在プレミアリーグで首位を走るレスター・シティは、審判の笛に助けられているのではないか。一部ではこういった意見も挙がっている。レスターはここ2か月の間に、相手のクロスあるいはシュートが手に当たったケースが4度もあったからだ。

2月27日に行われたノリッジ・シティ戦では、ノリッジFWキャメロン・ジュロームの放ったシュートがウェス・モーガンの腕あたりに直撃。ペナルティエリア内でのプレイだったが、審判はPKとは判定しなかった。

4月3日のサウサンプトン戦では、レスターのGKがかわされ、無人となったゴールにサウサンプトンFWサディオ・マネが放ったシュートをDFダニ ー・シンプソンがブロック。これも腕に当たったようにも見えたが、笛は鳴らなかった。さらにこの試合ではサウサンプトンFWチャーリー・オースティンのクロスがDFロベルト・フートの左手に直撃。手に当たったことは誰の目にも明らかだったが、こちらもPKとは判定されなかった。

そして4月10日のサンダーランド戦では、ファン・アーンホルトの蹴ったクロスがまたしてもフートの手に当たった。しかしこちらもPKとは判定されなかった。また、レスターがラッキーと言われているのは守備面だけの話ではない。

今季のレスターは10回のPKを獲得しているが、これはリーグ最多の数字だ。ペナルティエリア内でも巧みなボールコントロールを見せるリヤド・マフレズ、スピードで 相手DFを翻弄するジェイミー・バーディの存在が大きいのだろうが、攻撃回数がそれほど多くないレスターにしては10回という数字は目立つ。英『Sky Sports』はラッキーも絡んでいるのではと伝えているが、今季のレスターには運も味方しているのだろうか。

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