モウリーニョの解任はナンセンスと語るエリクソン氏「団結するべき」

団結すれば挽回は可能と語る

開幕12試合で勝ち点11と苦しむチェルシーは、指揮官のジョゼ・モウリーニョ解任の噂が絶えない。後任候補も複数挙がっているが、元イングランド代表監督のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏は、モウリーニョの解任はナンセンスと主張している。

英紙『デイリー・ミラー』によると、エリクソン氏はチェルシーの成績がサプライズでしかないと語り、モウリーニョの解任に待ったをかけている。

「モウリーニョの状況はサプライズだ。なぜなら、彼らは同じスタイルで昨季のプレミアリーグを制したのだからね。誰もチェルシーが降格圏内まで3ポイントのところにいるなんて予想できなかった。サッカーは奇妙で、時に論理的なものではなくなるんだ」
「しかしモウリーニョは挽回できる。まだシーズンは長いからね。そのためには全員が団結しなければならない。団結できなければ、終わりだ。クラブはモウリーニョと共にあるべきだ。私の言う団結とは選手だけのことじゃない。選手はもちろん、スタッフ、オーナーも全てだ。挽回するのは難しいが、団結すればできる。モウリーニョは周囲の助けを求めているんだよ」

モウリーニョは首の皮1枚繋がっているような状況で、いつ解任を言い渡されても不思議はない。それでもエリクソン氏はチェルシーの英雄を皆で支え、トップ4へ向けて団結することを望んでいる。やはり最大の問題は、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏がそこまで我慢できるか、ということになってくるだろう。

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