[運動神経でクルマは選べ! 174]LANDROVER DEFENDER

人気が続くSUVのカテゴリーに大型新人が投入されることになった。日本での受注が開始されたランドローバーのディフェンダーである。現在、SUVの主流は都市型SUVである。乗用車と同じぐらい快適で、コンパクトサイズや、4WDでなくFF(前輪駆動)のモデルもある。

もう1つがハード指向のSUV。快適性を多少犠牲にしてもオフロードでの走破性やタフさを追求していて、代表車はメルセデス・ベンツのGクラスやジープ ラングラー、スズキのジムニーなどが挙げられる。軍用車や特殊車両を出自にするモデルが多い。その期待の大型新人がランドローバー社のディフェンダーなのだ。

ディフェンダーは1940年代から生産されていた「ランドローバー・シリーズ」を起源とするクルマで、1983年からディフェンダーの名前で販売されていた。シンプルな内外装、悪路をものともしないフルタイム4WDやラダーフレームといった設計を採用し、2016年まで販売が続けられた。四角いデザインと相まって日本でも人気が高く、長きに渡り「男のSUV」として支持を集めてきたクルマである。

そのディフェンダー、待望の新モデルが2020年から発売されることになった。デザインは一気に近代的なフォルムに近づいたが、それでも四角い。従来通り見た目がまず「男臭く」、しっかりと「タフ」さも印象づける。もちろん中身も伝統のフル4WDシステムを初
めオフロード色が強い。しかも、基本設計が古かった先代モデルではどうしても物足りなかった「快適性」と「タフ」さの両立も高次元で行われている。7種類の走行モード切り替え、エマージェンシーブレーキ、タッチスクリーンでの周囲確認など近代装備も豊富だ。限りなくレンジローバーに近くなったという意味ではやや個性は薄れてはいるが、間違いなくSUV界ではいまだの個性派に分類されるだろう。SUVに対して「人とは違った感」「本物感」を求める人にぴったりのモデルである。

ここ数年デビューを果たした新星の中で、機動力、近代的なプレイスタイル、見た目の「男臭さ」、そしてもちろんDFであることを考えれば、リヴァプールのジョー・ゴメスあたりがもっとも近い存在かもしれない。

LANDROVER DEFENDER 110
寸法:未発表/エンジン:直列4気筒1997cc/最高出力:300ps(5500rpm)/
最大トルク:400N・m(1500-4000pm)/価格5,890,000 問ランドローバーコール 0120-18-5568

文/iconic

※電子マガジンtheWORLD244号、5月15日配信の記事より転載

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