ルベン・ディアスが退場にならなかったことにも言及
ノッティンガム・フォレストの指揮官ショーン・ダイシはプレミアリーグ第18節マンチェスター・シティ戦の後、審判に苦言を呈した。
フォレストはこの試合に1-2で敗れる形となったが、ダイシは審判の判定に納得がいってない模様で、特に後半開始早々にイゴール・ジェズスと交錯した際にルベン・ディアスに2枚目のイエローカードが出なかったことについて、不満を示した。
「あんなに良いプレイをしていたのに、審判が試合に影響を与えたと口を開かなければならないなんて本当にひどいことだ。だが明らかにそうだった。スタジアムにいた全員、そして家で観戦していた全員がそれを見ていたはずだ。審判にとってはとても簡単な試合だったと思うし、VARにとってもとても簡単な判定だった。時々、サッカーのあり方が分からなくなる」
「前半、ある選手がボールを蹴り飛ばした。私がプレイしてた80年代なら、ボールを蹴り飛ばしたら警告を受ける。観客席に向かってボールを蹴り飛ばし、その後、怪我をしたらしくピッチに倒れた。どう思う?何もなかったみたいに」
「同じ選手が後半にイゴール(ジェズス)を倒した。みんなはあれはアクシデントだと言う。ゴールに向かって走り込んでいる時にそれが事故なら、どうなるかは皆わかっている。レッドカードだ。それなのに、なぜあれはイエローカードすら出ないんだ?」
「ただただ奇妙に感じるんだ。こういうのは審判が判断しやすいことだと思う。難しいことじゃないだろう。ただ2枚目のイエローカードを出せばそれで終わり。それで終わりだ」(英『Sky Sports』より)
前半ボールを蹴り飛ばした後、倒れ込んだのはヨシュコ・グヴァルディオルであり、ダイシはルベン・ディアスと混同している様子だったが、この試合の審判の判定に激怒した。また同監督は、シティの決勝点の前にモーガン・ギブス・ホワイトが倒されていたのにファールにならなかったことにも苦言を呈している。
90分を通してフォレストのパフォーマンスは良く、特に後半開始早々にディアスが2枚目のイエローで退場していたら試合はまた大きく違っていたかもしれない。
17位と下位に沈むフォレストにとって受け入れ難い敗戦となったが、気持ちを切り替え、31日に控えるエヴァートンとの試合で勝利できるか。