サガン鳥栖の10番・本田風智は京都への期限付き移籍が決定 「もう一度華を咲かせるために、環境を変えてチャレンジすることが、今の自分には必要」

本田は鳥栖から京都へレンタル移籍が決定(画像はイメージ) photo/Getty Images

2025シーズンは4試合の出場

サガン鳥栖は27日、本田風智が京都サンガF.C.へ期限付き移籍を果たすことを発表した。

現在24歳の本田は鳥栖の下部組織出身の選手。2019年にトップチームデビューを果たし、今シーズンは背番号10を背負うことに。クラブの中心的選手としての活躍が期待されたが、2025シーズンは怪我に悩まされ、J2リーグの出場はわずか4試合に留まった。

そんな本田はこの度期限付き移籍を決断。期間は2026年6月までとなる。再起を誓っての移籍となるなか、本田は京都の公式サイトにて「サガン鳥栖から期限付き移籍で加入しました、本田風智です。少しでも早く皆さんに認めていただけるよう、ピッチで、プレイで示していきます。スタジアムで皆さんの前でプレイできる日を、とても楽しみにしています。全力で戦います。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

また本田は「この決断は簡単なものではありませんでした」と、下部組織から育った鳥栖のサイトで明かしており、今回の移籍を決断した理由を明かした。

「リースにあります通り、京都サンガF.C.へ期限付き移籍することを決断しました。ユースでの3年間、トップチームでの6年間、計9年間にわたり、たくさんのサポートと応援を本当にありがとうございました。この決断は簡単なものではありませんでした」

「前に進みたい気持ちが強い中でも、サガン鳥栖を離れることには大きな葛藤がありました。10番を背負わせてもらいましたが、怪我の影響もあり、ピッチでその責任を十分に果たすことができませんでした。その悔しさと申し訳なさは、今でも強く心に残っています。それでも、この経験と番号の重みを無駄にしないために、もう一度華を咲かせるために、環境を変えてチャレンジすることが、今の自分には必要だと考えました」

「本当は、もっとサガン鳥栖に貢献したかったし、皆さんの期待に応え続けたかったという思いでいっぱいです。サポーターの皆さんの応援、支え、そして声援が、サガン鳥栖を強くしていくと心から感じています。わがままな決断ではありますが、これからも変わらぬ応援をいただけたら嬉しいです。どんな時もポジティブで、温かく、そして熱いファン・サポーターの皆さんが大好きです」

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